おすすめ第8弾!
『十二番目の天使』(オグ・マンディーノ)
思わず涙が溢れた。
こらえ切れずに泣いた。
どうしても止まらなかった。
このお話は物語だ。
そんなことはわかっている。
それでも、この勇敢な天使の姿が私の琴線に触れた。
人生に絶望した男とあきらめない天使が紡ぐ物語。
毎日、なんだか気分が重い。
つい、他の人を羨んでしまう。
そんなときにぜひ本書をおすすめしたい。
仕事で成功を収め、故郷に凱旋した男。
しかし、彼はそこで最愛のものを失ってしまう。
打ちひしがれ、生きる意味もなくし、
死を覚悟したそのとき、最初の天使が現れる・・・
人生はタイミングだ。
良くも、悪くも。
何がどうなるのかなんて誰にもわからない。
だから結果ばかりを気にしても仕方がない。
大事なのはリアクション。
起こった出来事に対して、どう動くのか。
結局、それ次第なんだと思うわけで。
かつて、幼き日の自分もプレーをした
リトルリーグで監督をすることになるのだが、
そこで次の天使たちと出会うことになる・・・
たかがスポーツと笑うかもしれない。
そんな大げさなと思うかもしれない。
だけど、スポーツには何かを変える力が、
きっと、ある。
十二番目のあきらめない小さな天使のおかげで
生きる意味を再び取り戻していく男。
しかし、神様はまたもや大切なものを奪っていく。
そのとき、男はどうするのか・・・
“毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなってるんです!”
“絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!”
その小さな体にどれほどの勇気が詰まっているのだろう。
うまくいかなくたってくじけない。
笑われたって気にしない。
この本が教えてくれること。
それは、
「前を向くことの大切さ」
あなたは自分の置かれている状況や環境について、考えてみたことがありますか?
当たり前のことなんて何一つない。
何かと目まぐるしい毎日の中で、
どれほど自分と向き合う時間を取れていますか?
何でも思い通りにいくなんてことはない。
でも、、、それでも、
その中から学びを見出し、次へと繋げていく。
ためらっているあなたの一歩を、
後押しするきっかけになりますように。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。