【52冊目】『オレ、おおきくなるのいや』

アメリカでも日本でも大人気のあのユーモアなカエルシリーズ第2弾です。

ある日突然、「オレ、おおきくなるのやめることにした。」と言い出したカエル。
父さんカエルに大きくなりたくない理由をあれやこれやと並べるカエル。

足ものばせないし。
頭もつっかえちゃうし。
かくれんぼでも勝てなくなっちゃうし。

今回もまた親子カエルの軽快で陽気な会話にクスっと笑わされます。

ああ言ったらこう言いうカエルの姿がまさに口が達者な我が子たちと重なっちゃいました。
子どもがあーだこーだ言うときには、実は他に心配していることや気になっていることがあるのかもしれませんね。
それは、大人からしたらそんなこと!?と思うようなことでも、子どもにとってはとても重要なことなのでしょう。
父さんカエルのように生意気な子どもの言葉にもしっかり耳を傾けることができたらいいなと感じました。

そう言えば、うちの子たちは早く大きくなりたいのかな?それとも子どものままでいたいのかな?どっちだろう…。
親の希望としては子どもたちの将来を楽しみにしている反面、どうしてもまだまだこのままで、どうかゆっくりと成長していってほしいと思ってしまうのです。