【82冊目】『りんごくんがね』

とよたさんの「おいしいともだち」シリーズは身近な食べ物が主人公なので赤ちゃんにも大人気!
たまごに、すいか、トマトに、おいも、納豆まで、たくさんの食べ物たちが元気いっぱい動き回ります。

今回紹介するおはなしの主人公は「りんごくん」。
何と忍者姿で登場です。
真っ赤で、丸くて、どちらかと言えばかわいいイメージのりんごが凛々しい忍者に!
「すたすたすたすたすた……」と走るりんごくん。
一体どうしてそんなに急いでいるのでしょう?
格好良く走るりんごくんですが、やっぱり思った通り、トラブル発生!
ここでウサギが登場するのが、あとあと効いてきます。
そして、シリーズお決まりのセリフ!!

しんぱい ごむよう!

最後は、おいしいお料理に変身♪
ほっこり、にっこりなれる、そんな1冊です。

子どもたちが赤ちゃんのころから、このシリーズを何度も繰り返し読みました。
新しい食べ物と出会う度、「あ!今度は○○だ!」と嬉しそうに手に取っていたのを覚えています。
そして、あのセリフは子どもたちのお気に入りに。
一緒に声を出して「しんぱい ごむよう!」
このシリーズの食べ物たちは、みんなとっても可愛いのに、どこか強くてかっこいいのです!

最近、文字が読めるようになった息子は、幼稚園でも自分でこのシリーズを読んでいるようです。
でも、やっぱり忍者好きの息子の一番のお気に入りは、「りんごくん」。
にこにこ顔でこの絵本を借りて帰ってきました。
いろいろな食べ物を知って、好きになって、元気にすくすくと育ってもらいたいものです。

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