おすすめ第3弾!
『稼ぎたければ、働くな。』(山田昭男)
まず、このタイトル。
いやー、、、これは面食らったなー(笑)
「稼ぎたければ、働け。」
ならわかる。
でも、この本のタイトルは、
「稼ぎたければ、働くな。」
???
最初見たときは、頭の上に
???
一体、何を言ってるんだ?!
って思った(笑)
ある日、著者の山田昭男さんが創業した未来工業株式会社についての
記事を何かで読んでずっとこの会社が気になっていた。
それで、調べてみると本を出している。
なんか面白そうだな、と思いすぐに購入。
本を開いて数十秒、衝撃の一文と出会う。
“ならば、その方法の真逆をとことんやってみるまでだ。”
そのとき、純粋に、
「あぁ、なるほどな」
と思ったのを今でも覚えている。
真逆のことをする。
これは一見、馬鹿げているように見えるが、
実に理に適っていると思う。
うまくいかない ⇔ うまくいく
稼げない ⇔ 稼げる
そりゃ、そうだ。
稼いでいない会社のマネをしたってしょうがあるまい。
常識だとか習慣だとか、そんなのに則ったって一銭の得にもならない。
日本という国は、良くも悪くも右にならえの精神が根付いている。
平均を良しとし、少しでもはみ出そうもんなら、たちまちに排除される。
みんなと同じであれ。まわりに合わせておけ。
本当にそれが正しいのか?
本当にその必要があるのか?
常識を疑う。
すべてはそこから。
今の自分の現状に悩んでいる。
何とかして、この状況を打破したい。
そんな人にぜひ本書をおすすめしたい。
また、本書の中で何度か出てくるこの言葉。
“常に考える”
やっぱり、これなんだな。
考えるということがどれほど大切か。
そんなことを会社を経営するという観点から教えてくれる。
“すぐれたアイデアに知識や才能はいらない。”
“大事なのは、どうやったらお客が喜ぶかを考えることだ。”
「なぜ?」
どんな些細なことでもいい。
そういう視点で物事を見ること。
その積み重ねが違いを生み、オリジナルになる。
“マイナスの空想力よりプラスの想像力”
なんでもやってみるまでわからない。
だから、まずはやってみる。
その一歩を踏み出せるかどうか。
それだけの差。
“仕事はあくまでプライベートを充実させるためにやるものだ。仕事のためにプライベートが犠牲になるような働き方はやめたほうがいい。そんな生き方をしても誰も幸せにならない。”
この優先順位だけは見失わないように。
大切なものを、大切にできるように。
最後に。
人生に失敗はつきものだ。
重要なことは、失敗した後にどうするか。
同じ間違いをしないようになるからかしこくなる。
誤った手本をマネしていても、上手くいきっこない。
子どもの漢字テストとおんなじだ。
間違っている漢字を何度練習しても、マルはつかないのだ。
そんなことに気付かせてくれる一冊。
あなたが今していることを、
少し立ち止まって考えるきっかけになりますように。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。