【37冊目】『おやすみ、はたらくくるまたち』
広い工事現場で働くたくさんの車たち。一日の仕事を終えると、それぞれおやすみの支度をはじめます。
車の絵本では珍しい「おやすみ」のおはなしです。
作者のシェリーさんの息子さんが大の車好きで、寝る前に車の話をしては興奮して中々眠れなかったそう。
そこで、一日元気に働いた車たちが、エンジンを止めて眠る様子を親子で想像したところ、落ち着いて眠ることができたそうです。
そんな、エピソードから生まれた1冊です。
我が家には車好きの子はいないのですが、思わずこちらの本を手に取った理由は、ジャケ買いです。
何といっても絵がかわいい!車でしかも工事車両の絵本でかわいいものを知らなかったので、すぐに欲しくなっちゃいました。
読んでみると、ますます大好きになりました。
絵もかわいい、色も優しい、さらにおはなしも優しい。
お仕事を頑張ったお父さん、お母さんも、元気に遊んだ子どもたちも、工事現場の車たちも夜はみんなおやすみのじかん。
ゆっくり休んで、また明日元気に頑張ろう!
車好きの子どもにはもちろん、1日頑張った誰もに読んでもらいたい1冊です。