【40冊目】『100かいだてのいえ』
ある日、星を見るのが大好きなトチくんのところに、「100かいだてのいえ」への招待状が届きます。
トチくんは100かいだてのいえに行ってみることに!
そして、たくさんの動物たちと出会いながら、てっぺんを目指します。
さて、100かいだてのいえとはどんないえなのでしょう…?
まずこの本の楽しいところは本が縦に使われているところ。
10階ごとの見開きで、どんどん階段を上っていく様子が描かれています。
次はどんな動物でどんな家なんだろうとページをめくるのがワクワクします。
ストーリーはどちらかといえば淡々としていて、結構長さもあるので、ただ読み進めるだけだと飽きてしまうかもしれません。
だけど、ストーリーとは関係ない部分の絵もそれぞれの動物の暮らし方が見えて面白いので、是非1階1階じっくりと絵を楽しみながら読みたい絵本です。
子どもたちが数の数え方を覚えるのにもぴったりです。
カラフルな色遣いと、動物たちのこだわりのある家々に想像力が掻き立てられます。
親子でオリジナル「100かいだてのいえ」を作ってみるのも楽しいかもしれませんね♪