【42冊目】『かぶと3兄弟 五十郎・六十郎・七十郎の巻』

土の中から顔を出した五十郎、六十郎、七十郎のカブトムシ3兄弟。
そこで待っていたのはカブトムシ塾の校長先生。
そこから、立派なカブトザムライになるため厳しい修行が始まります。
カブトムシ塾はおもしろい先生ばかり!3兄弟は無事、カブトザムライになれるのか…?

作者は『おとうさんはウルトラマン』や「ティラノサウルス」シリーズで知られる宮西達也さん。
まだひらがなしか読めないはずなのに、なぜか図書館へ行く度、宮西さんの絵本を見つけ出してくる息子が今回もまた持ってきたのがこちらの『かぶと3兄弟』です。
忍者や侍ごっこにハマっている息子にピッタリ!何度繰り返し読んだかわかりません。
子ども達のお気に入りは音楽の授業。読むたびにキャッキャと笑っています。

笑いながら読んで、最後には温かい気持ちになれる1冊です。
宮西さんのおはなしはいつも優しい強さを教えてくれます。
子どもたちもたとえ人より上手くできることが少なくても、周りを思いやり、優しく、たくましく成長していってほしいなと思います。

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