おすすめ第15弾!
『減らす技術』(レオ・バボータ)

増やすの反対は減らす。

そんな当たり前のことのお話。

私たちの日々の生活は増やすことばかりに追われている。
お金を増やす、ものを増やす、知り合いを増やす、仕事を増やす、、、

しかし、本当にそれらは私たちの幸せを増やしてくれるのだろうか

必ずしも増えることと幸せは比例しない。

忙しすぎて自分のしたいことができない。
自分の時間をもっと大切にしたい。
そんな人にぜひ本書をおすすめしたい。

[人生をシンプルにする2つのステップ]
ステップ1 大切なことを見極める
ステップ2 それ以外のものを取りのぞく

本書の中では、やることそのものを減らし、人生をシンプルに生きることを提案している。
1日はだれでも同じ24時間だ。
その中でどのように時間をつくり、自分のしたいことをするか。
今のあなたの一日の中に自分の時間はあるだろうか?

「制限を設けて、本質に迫ることだけに集中したからだ」

わずか2年間で6人の子どもたちを育てながら、19のことを達成した答えがこれだ。
「制限」と「本質」
毎日の自分を振り返ってみてほしい。
何か制限していることはあるか。
取り組む物事の本質を考えているか。

お金はもちろんあるにこしたことはない。
かといって、自分の時間を犠牲にしてまで、得る価値が本当にあるのだろうか。

大切な家族、友人との時間。
自分の趣味に使う時間。
それらを削ってまで必要とするお金は一体何に使われるのだろう。

ものだってそうだ。
欲しいものがあるのはみんな同じ。
それが自分の行動の原動力となるときもあるだろう。
でも、ものがただそこにあるだけで一体何のおもしろさがあるのだろう。

知り合いもそう。
いろんな人と出会うことは良いことだ。
そこに反論の余地はない。
だけど、人と人との繋がりは一朝一夕で出来上がるものじゃない。
上辺だけの関係にどれほどの意味があるのだろう。

仕事でも。
あれやこれやと言われるがまま引き受けてしまうことはないだろうか。
つい断れなくて。頼まれたらどうしても。
周りとの関係性は大切だ。
一人で働いている場合を除いて、多くの人はたくさんの人の中で働いている。
ただ、自分の時間の価値をもっと大事にした方がいい。
他の人のためだけに使うのは本末転倒だ。
もっと、自分の時間の価値を主張するべきだ。
あなたの時間はあなた自身で守らなければならない。

原則1 制限する
原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
原則3 シンプルにする
原則4 集中する
原則5 習慣化する
原則6 小さくはじめる

この本の中では上に記した6つの原則をもとに、人生をシンプルで生産的なものに変えていく。

まずは、やってみる。
とりあえず、やってみる。

すべてはここから。

あなたが自分の時間の価値に気付き、なりたい自分になるための第一歩となりますように。。。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。