【20冊目】『もうぬげない』
「ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって、もう どのくらい たったのかしら。」
1ページ目からもう笑っちゃいます。可愛すぎます!
悲壮感漂う姿、しかし、彼は現状を受け入れ、このまま生きていこうとします。ポジティブ~!!
だけど、おなかがさむくなってきた…。
子どもたちのあるある姿から始まり、ヨシタケワールドへ。
どうして、ヨシタケシンスケさんの描く子どもたちはこんなにも愛らしいのでしょう。
とってもユニークなのに、とってもリアル。
子どもの「可愛さ」「行動力」「ひらめき」がたくさん詰まっています。
我が家の息子もボタンを外さずに服を脱ぎ始め、よくこの姿になっています。
絵本の彼とは違って、「ぬげない~!!!」と泣き叫びながら悶えていますが…。
なぜ、毎度ボタンを外してから脱がない、息子よ…。
最初から最後まで笑っちゃう1冊です。
因みに私は病院の待合室で読んで吹き出して、少し恥ずかしい思いをしました。
皆さん、お気を付けください。