【46冊目】『おくりものはナンニモナイ』
ムーチは かんがえた。うんと かんがえた。
なんでももってる ともだちを よろこばせるものって なんだ?
ねこのムーチは大好きな友達のアールに何か贈り物をしようと色々考えます。
ムーチの見つけた贈り物とは…?
たくさんのモノで溢れている現代ですが、本当に欲しいものはそこにあるのでしょうか。
ナンニモナイ中にこそ大切なものはあるのかもしれません。
とてもシンプルな絵と短い文で構成されたこちらの絵本。
私はこの絵本と主人からのプレゼントとして出会いました。
可愛らしい絵に一目ぼれしたのと、谷川俊太郎さんの「ナンニモナイ」の訳がとても印象的に感じたのを覚えています。
そして「あー、私といる時間を大切に思ってくれているんだなー」と勝手に解釈させていただきました♪
大切な人へのプレゼントにもぴったりです。
子ども向けというよりは大人の心をほっこりさせてくれる、そんな1冊だと思います。