【43冊目】『くろくんとちいさいしろくん』

くれよんのくろくんたちの前に現れたのは迷子の白い小さなくれよん。
くろくん達は皆で協力してしろくんの仲間を探し始めますが、いくら探しても見つかりません。
そこで、くれよんたちはしろくんを自分達の仲間に迎え入れることに。
すっかり仲良くなったしろくんとくれよん達。
しかし、そんなある日、しろくんの仲間のくれよんがしろくんを迎えにやってきて…。

息子が大好きな「くれよんのくろくん」シリーズの1冊です。
今回のくろくんは少しお兄さん。
小さなしろくんのためにあれやこれやと気遣うくれよんたちの優しい姿に心が温まります。

可愛いおはなしというだけでなく、毎回、実際の様々な画材の特性を活かしたシーンが印象的です。
今回は「白いくれよん」
白い画用紙の上ではよく見えない白いくれよんが他のくれよんや絵の具と一緒に使うことでこんなにも素敵になっちゃいます。

くれよんたちから友達を思いやる優しさと共にお絵描きの楽しさも教えてもらえる1冊です。

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